写真と違うから割り勘ね

え~っ?サムネイル画像を盛るのって当たり前じゃないの?

午前1時。
仕事をしていたら、マッチングアプリ経由で年下の男の子からのお誘いがありました。
「今、仕事帰りなんですけれど、これから良かったら軽く食事でもいかがですか?」って。

ちょうど私も延々と続いていた作業に飽きていたし、小腹も空いていたのでOKしたんです。
プロフィールに書かれている彼の年齢は30代後半。
アラフィフのおばさんと話が合うんだろうか?って思ったんですけれど、まぁ試しに待ち合わせ場所に向かいました。

そしたらこの男性、私の顔をジロジロ見て、「写真と、違いますよね」ってやっと言ったんです。
「そりゃそうでしょ、みんな盛ってるでしょ」って私は言いました。
「盛ってるって、そのレベルが違うような」彼の落胆ぶりは明らかに伝わって来ました。
「いいですよ、私、帰りますから」と、お断りしようとしたんです。
「いや、誘ったのは僕ですから、行きましょう」と、変なところで意地を見せるこの男性。

「写メ、どうやって加工したんですか?」お店に向かう途上で聞かれました。
「フォトショップですよ」
「なるほど、パソコンでですか、ずいぶん変わるんですね」
なんだかあまりにも顔のことばかり言われて、私としてはちょっとムッとしたんですけれど、いくらマッチングアプリとか言っても、素の顔をネットに晒す猛者がいるのかって、そっちの方が不思議でした。

サムネイル画像 加工

だって、私、バブル時代を謳歌した女ですもん

で、近くの居酒屋さんに入り、席につくなり、彼は「写真と違ってるから今日は割り勘ね」と宣言したんです。
思わず「私、おさいふ持って来なかったよ」と言ったら、彼はとことん驚いた表情になり「えっ?じゃ、どうやって帰るつもりだったんですか?」と言いました。

「え、代行頼むんでしょ、乗っけてってもらえると思ってた」私が言うと彼はムッとした表情になり、「反対方向ですよ。
分かりました僕はウーロン茶にしますから、1杯だけ飲みましょう、送って行きます」と言われました。

言い訳するつもりじゃないんですけれど、私、やっぱりバブル時代に青春を過ごしていますから、男性とツーショットでお会いするときは、男性が費用はすべて持ちだと信じていたんです。
今の若い男性ってこんな考え方をするんだなって、驚きました。
いやー、これは会った段階で引き返しておいたら良かった、失敗談です。
ちっとも楽しくないお酒でした。

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宮前黎子

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